沖縄は北海道と並ぶ国内旅行で人気の観光地です。でもそんな人気の沖縄旅行には、肯定派の意見と否定派の意見があります。そこで今回はこの2つの意見を比較しながら沖縄旅行を楽しむためのポイントを解説します。

沖縄旅行は楽しい?【肯定派意見】

「とにかく海がキレイ!」

沖縄の海の透明度の高さは、世界的にも有名です。なにしろ海の中を覗くだけで、カラフルな魚たちをリアルに見ることが出来ます。しかも外国のリゾート地のような真っ白な砂浜と真っ青な空が海を包み込むように存在しているのですから、沖縄の海を一度でも見たらその時の景色を一生忘れられないはずです。

さらに沖縄の海は、時間によっても様々な表情に変わります。昼間はマリンレジャーなどで賑わうビーチも、日の出前はほとんど誰もいません。聞こえてくるのは、波の音と吹き抜ける風の音だけです。そんな穏やかな朝の海は、昼間の海では感じられない癒しの時間があります。

恋人との旅行では、海に沈んでいく夕日を見ながら過ごす海の時間も魅力です。沖縄には「夕日がきれいなビーチ」がたくさんあります。同じ沖縄の海でも、たくさんの楽しみ方が出来るところが沖縄旅行の魅力といえます。

「パワースポットがたくさんある」

沖縄は、今も昔も「祈りの島」といわれています。沖縄の神さまは、いろいろなところにいるといわれています。そしてこうした神さまへの祈りを欠かさないことも、沖縄の伝統文化です。

そんな沖縄には、パワースポットがたくさんあります。世界遺産に登録されている南城市の「斎場御嶽」は「沖縄本島最高の聖地」といわれていますし、斎場御嶽から見ることが出来る小さな島・久高島は「琉球最高の聖地」といわれ今でも地元では「神さまの島」と呼んでいます。

このように沖縄には様々な場所にパワースポットがあります。パワースポット巡りにハマっている人にとって沖縄は、最高に魅力的な場所といえるでしょう。

「地元の人が気さくに声をかけてくれるところが楽しかった」

旅行先での人との出会いは、旅の醍醐味ですよね?そんな人にとって沖縄は最高の場所です。何しろ話し好きな人が多いのが沖縄です。しかもとても気さくに声をかけてくれます。

例えば路線バスを待つ停留所などは、地元の人と接する絶好のポイントです。偶然隣に立っていただけなのに、まるで昔からの知り合いのように気さくに声をかけてくれます。居酒屋でも隣の席に座っているだけで「どこから来たの?」と声をかけてきます。さらに意気投合すると「そのまま2次会に突入!」なんてこともよくあります。

しかも沖縄の人は、別れ際に必ず「ありがとうね!」と言って別れます。その一言には「またどこかで会いましょうね」という意味も含まれています。フレンドリーなうえにどこまでも優しい沖縄の人との楽しい時間は、忘れられない貴重な思い出となるはずです。

「タクシー観光のドライバーがとにかく面白い人で楽しめた」

レンタカーを使わずに観光する時におすすめなのが、タクシー観光です。沖縄のタクシー観光では時間によって様々なコースが設定されているのですが、「ドライバーさんのおすすめスポットを!」というリクエストにも柔軟に対応してくれます。

さらに沖縄のタクシー観光のドライバーさんの中には、自前の三線を披露してくれるドライバーさんやとにかくサービスがいいドライバーさんなど様々です。また基本的に沖縄の人はお話し好きな人が多いので、移動の間もずっと話しかけてきます。

以前私が利用した時には、その日が誕生日だということを伝えると突然クラッカーで「ハッピーバースデー!今日は最高の場所を見せてあげるよ!」とうれしいサプライズも…。

タクシー観光はバスツアーよりもちょっと割高ですが、その分沖縄の人の優しさに触れることが出来るステキな体験が出来ます。こんなところも、「沖縄が楽しい」という意見につながっているのでしょうね。

沖縄旅行は楽しい?【否定派意見】

「車の免許を持っていないとどこにも行けない」

沖縄には電車がありません。唯一モノレールがありますが、那覇空港から首里城までのわずかな移動(現在は浦添市まで範囲を拡張中)でしか使えません。そのため沖縄旅行の移動では、必ず車が必要になります。

もちろん公共交通機関として路線バスがありますが、車社会の沖縄では路線バスの時刻表は「あっても無いようなもの」です。とにかく時間通りにバスが来ることはありません。地元の人ですら、「バスは普通通りには来ないさぁ~」と時間通りに来ないことを前提に利用しています。

もしもノープランでのんびり沖縄の旅を楽しみたいのであれば路線バスの旅も面白いのですが、「限られたスケジュールで出来るだけ多くの観光スポットに回りたい」というのであればやはりレンタカーが必要です。そのため車の免許を持っていない場合は、「沖縄旅行は面白くない」と感じるはずです。

「観光化しすぎ」

沖縄に住んでいる私ですら「最近の沖縄は観光化し過ぎている」と感じるくらいですから、沖縄の自然を満喫したいと思っている人にとってはそのことに不満を感じるはずです。

特に世界遺産に登録されている観光スポットの観光化は、地元に住んでいる私から見ても「ちょっとやり過ぎ?」と感じることもあります。逆に「人気の観光スポットなのにこの程度の整備しかないの?」と不満に感じる場所もあります。

中でも気になるのは、「美しい景色・自然が魅力」と紹介された観光スポットです。派手な看板が至る所に立てられて居るのを見ると、せっかくステキな景色や豊かな自然が作り出す癒しの空間も台無しになってしまいます。

昔ながらの沖縄を感じたい方には竹富島がオススメです。竹富島の集落は車も走っておらず、瓦屋根の家が立ち並んでいてゆったりとした時間を満喫できます。

竹富島の観光は基本自転車で行います。その他にも水牛に乗って町を見て回る事も出来ます。竹富島の観光については別サイトですが「竹富島にある人気観光スポットを回ってみた!」という記事がとても参考になります。

「台風のせいでどこにも行けなかった」

台風シーズンではよくありがちな意見です。なにしろ路線バスが運休すると土産物品店はおろか、地元客も利用する普通のスーパーでさえ臨時休業となってしまいます。那覇の国際通りなどは風の影響が強いため、土産物品店などは台風の影響が出る前に早めに臨時休業したり閉店時間を早めるなどの台風対策をします。

さらに台風の暴風圏内に入った場合は、屋外に出ることすら危険です。そのため暴風警報が解除されるまではホテルから一歩も外に出られないこともよくあります。ほとんどのホテルでは自家発電装置が取り付けられているので、たとえ停電になっても問題はそれほどありません。

ただし民宿やゲストハウスの場合は、自家発電装置がないこともあります。最悪の場合、「停電のせいでクーラーが効かない」「テレビが見れない」「電気がつかない」「冷蔵庫が使えない(要冷蔵のお土産がダメになる)」などが起こります。

そのせいで台風シーズンに旅行をした人の多くが、沖縄旅行に対して否定的な意見を持っているようです。

「すべての値段が高い」

いわゆる「観光客価格」に対する不満でしょうね。沖縄には、1年中多くの観光客がやってきます。しかもここ数年の間に外国人観光客も急激に増えました。そのため人気の観光スポットはもちろんですが、ホテルなどもかなり高めに設定されています。

だから人気の観光スポット周辺に住んでいる人は、近くにある飲食店であってもほとんど利用しません。どんなにネットなどの口コミでいい評価がついていても、頭のどこかで「どうせ観光客価格なんでしょ?」と思っています。

でも「値段=満足」であれば、こうした否定的な意見が出ることはほとんどありません。つまり「値段の割に満足させてもらえなかった」と感じた人が、沖縄旅行に否定的な意見を持っているといえます。

沖縄旅行を楽しむためのポイントは?

海

沖縄旅行に対する肯定派・否定派の意見をまとめてみると、①台風シーズンは避ける ②どんな体験をしたいのかがハッキリとしている ③ガイドブックやネットの口コミを信じすぎない の3つが沖縄旅行を楽しむためのポイントといえます。

「なんとなく沖縄に決めた」では、たぶん本当の沖縄の楽しさには出会えません。せっかく飛行機に乗って沖縄に来るのですから、「沖縄で何をしたいのか」をハッキリと決めておくことが一番です。

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