楽しいはずの沖縄旅行も、場合によっては「失敗した…」と思う事もあります。私が観光業のフロントスタッフとして働いていた時に客からよく愚痴をこぼされた「沖縄旅行の失敗談」の中から上位5つを紹介します。

台風のせいで初日から最終日までずっとホテルで過ごした

毎年平均3~4個の台風が接近する沖縄では、台風シーズン中に旅行をすると運悪く台風にあたってしまうことがあります。事前に分かればよいのですが、さすがに台風がいつ来るかについては予想がつきません。

台風の影響も、その時の台風の大きさによって変わります。早ければ夜中のうちに沖縄を通過してしまうこともありますが、場合によっては1~2日間ずっと台風の暴風圏内に入ったままの状態の場合もあります。台風に慣れている地元の人にとっては「台風接近=臨時休校(業)」となるためどちらかというとウキウキした気持ちになるのですが、旅行中の観光客の立場からすれば「なんでこの日に⁈」といいたくなるはずです。

確かに台風だからといってもせっかくの沖縄旅行なのですから、多少の無理は承知で外に出かけてみたくなる気持ちはわかります。でも沖縄では公共交通機関である路線バスが運休をすると、スーパーも土産物品店もすべて臨時休業になります。だから結局ホテルの中で台風が通過するのをじっと待つしかなくなります。この失敗談は「運が悪かった」としか励ましようがないのですが、台風シーズンになるとよくある話です。

ビーチで思いっきり遊びすぎたせいで日焼けがひどくダウン

青い海・青い空・真っ白な砂浜とくれば、誰だってテンションが上がりますよね?もちろん私も移住をしたばかりの頃は、みなさんと同じ状態でした。でも沖縄の日差しは、想像を絶するほど強い!海の中で遊んでいるうちは暑さを感じないためすっかり日焼けのことを忘れてしまうのですが、ビーチに戻り水着をめくってみると、激しく肌の色が変わっていることに気が付きます。こうなったらアウト!

一番マズいのは、日焼け止めを塗らずに一日中ビーチで遊んでしまった時ですね。なにしろ日焼け止めクリームを定期的に塗ったとしても日焼けしてしまうくらいですから、無防備な状態で強い紫外線にさらされればひどいやけどになるのは仕方がありません。ちなみに日焼けは「肌のやけど」のことですから、ひどい日焼けになれば場合によっては水ぶくれを起こすこともあります。

そこまでいかなかったとしても、ホテルに帰ってきてからは強烈な痛みで身動きできなくなります。服を着ようとしても日焼けした部分に触れただけで激痛が起こり、誰かに肩を触られようものなら飛び上がるほどの痛みが走ります。残念ながらこれも沖縄旅行のよくある失敗談です。

得だと勧められた観光チケットを結局使いきれなかった

せっかくはるばる飛行機に乗って沖縄旅行に来たのですから、限られた時間で出来るだけ多くの観光スポットを回りたいと思うのは当然です。ただ人気の観光スポットは入園料・入館料が発生するため、立ち寄る施設の数が増えるほど出費が増えてしまいます。そんな人のためにお得感のある観光チケットが販売されているのですが、これが意外と失敗談として挙がってきます。

主な観光チケットとは、沖縄美ら海水族館の入館料とその他の人気観光施設数か所の入場料がセットになったものです。値段だけを見るとかなりのお得感があるのですが、このタイプの観光チケットを購入した人の多くが「全部使いきれなかった」といいます。

確かにこの観光チケットで利用が出来る施設はどれも沖縄で人気がある観光スポットなですが、それぞれの施設がある場所がかなり離れていて移動をするだけでも結構な時間のロスになります。しかもどの施設にも大抵体験メニューが準備されているため、1か所当たりの施設滞在時間が予想している以上に長くなってしまいます。

ただ残念なことにこれらの観光チケットは、利用できなかったとしても払い戻しがされないのが基本です。また使用期限もあるため「次に沖縄旅行に来た時のためにとっておこう」ということが出来ません。2泊3日の沖縄旅行でビーチ遊びをしないという人以外は、それぞれの施設の割引チケットを買って利用した方が断然お得です。

沖縄料理が口に合わなかった

「沖縄料理にハマって沖縄好きになった」という人もいますが、逆に「沖縄料理が口に合わなくて沖縄が嫌になった」という人もいます。確かにこれは仕方がない…。私も移住したばかりの頃、あまりにも食の文化が本州と違い過ぎるために料理が口に合わず沖縄が嫌いになりかけたくらいなのです。

ただ同じような体験をした私だからこそ言えるのですが、パックツアーや修学旅行等食事がすべてセットになった沖縄旅行の場合は、これは仕方のないことなのかもしれません。沖縄そばはまだいいとしても、夜になると沖縄の宮廷料理をベースにしたコース料理かアメリカンスタイルのステーキハウスになります。また翌日の朝食も沖縄の家庭料理を意識したバイキングメニュー。この繰り返しです。

さすがにツアーや修学旅行の場合は「最終日は国際通りで自由にお食事をお楽しみください」となっています。でも添乗員に促されて通りを散策してみても、そこは沖縄観光のメインストリート・国際通りなのですから、やはり沖縄料理の店とステーキハウスばかりが並んでいます。これではいくら沖縄料理が珍しくても、さすがに最後には嫌気がさします。

地元に住んでいる私ですらそう思うのですから、観光で沖縄を訪れた人の中にも同じように思う人がいるのは仕方がない話です。だから私が観光業のスタッフだったころは、「普通のご飯が食べられるところを教えて!」と泣きついてくるツアー客が1団体につき必ず数組はありました。これも沖縄旅行の失敗談としてはよくある話です。

思った以上に外が暑くて着替えが間に合わなかった

沖縄に訪れる人の多くが海のレジャーを楽しむため、沖縄の宿泊施設の多くはコインランドリーが施設内に設置されています。でも連日満室となる夏の沖縄はコインランドリー利用者が非常に多く、早朝から深夜までコインランドリー・乾燥機がフル稼働しています。

それでもコインランドリーが利用できた人はいいのですが、中には「これ以上待っているのも時間がもったいないから洗濯は我慢しよう」という人もいます。でもこれが後になって失敗談のもとになります。

確かに沖縄到着初日はそれでもいいでしょう。でも沖縄の夏はとんでもなく暑い!暑いということは汗をかくということですから、着替えの回数だって必然的に増えます。でも冬と違って洗濯してもすぐに乾くというイメージが強いため、着替えも冬の時ほど余分に持ってこなかったりします。

そうすると最終日に「着る服がない!」となってしまいます。そうはいってもすでに汗で汚れた服をまた着るというのも嫌なものですし、かといって乾燥機が使えず生乾きのままのTシャツを着るのも嫌なものです。結局どうするかというと、「ホテルの売店で販売されているお土産用のTシャツを買って着る」になります。

ただお土産用のTシャツですから、表に大きく「OKINAWA」と書かれていたり派手なハイビスカスの絵がプリントされているものばかりです。恥ずかしくても着るものがないのですから仕方なく身に付けているようですが、どこからどう見ても「お土産で買ったものをすぐに着ちゃいました!」と自己アピールしているようでイタイ感じがします。

「どうせ誰も知っている人には会わないよ!」と自分で何とか言い聞かせてその状況を乗り切っているのでしょうが、やはりこれも沖縄の失敗談でよく耳にする話。沖縄の夏はただでさえ着替える回数が増えますから、夏に沖縄を訪れる場合は「ちょっと多いかな」と思うくらいの着替えを持ってくるようにしてくださいね。

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