沖縄は独特の文化や風習を持つ場所です。でもそれが沖縄の魅力であり、多くのリピーターを生む理由になっています。でもそんな沖縄好きの観光客が間違えやすい沖縄の風習や習慣があります。

沖縄の人はみんな「ハイサイ」というわけではない

沖縄の代表的な方言に「ハイサイ」という言葉があります。これはあいさつで使う方言で「こんにちわ」と訳すことが多いです。でもこれは正直言って正しくありません。

そもそも沖縄県民なら誰でも「ハイサイ」といって挨拶するわけではありません。挨拶の言葉には「ハイサイ」のほかに「ハイタイ」があり、男性と女性で使い分けるのが正しい使い方です。

ただ若い人の間では「こんにちわ」という意味よりも、「久しぶりだね、元気?」というような意味であえて使うこともあります。そんなわけですから沖縄の人に会ったからといって「ハイサイ」と挨拶しても、相手が「ハイサイ」と返してくれるとは限りません。

また、都心部の若い人達は方言ではなく標準語であいさつをする光景のほうがよく目にします。

沖縄の人は暑さに弱い

ハイビスカス

沖縄の暑さは確かに尋常な暑さではありません。梅雨明け前から平均気温が25℃以上になる上にその気温が11月上旬まで続くため、ほぼ一年中夏といえます。

「そんな沖縄に住んでいるからにはさぞや暑さに強いのだろう」と思われがちですが、実際のところはその逆です。とにかく屋外は暑いため、スーパーやコンビニなどに入るとビックリするほどクーラーが効いています。

もちろん車のエアコンも最強レベルにまで下げる人が多く、歩いて10分程度のコンビニですら車で出かけます。しかも車から店に入るまでのわずかな距離でも「暑い!」といいます。

これまで私が出会ってきたウチナンチュを見ている限り、沖縄の人の方が本州の人よりもはるかに暑さに弱いと感じます。ただクーラーのような文明の利器の恩恵を受けていなかった時代の沖縄県民は、間違いなく日本で一番夏の暑さに強かったはずです。

沖縄の人は意外と人見知り

沖縄の人は人当たりがよく、おしゃべりが大好きな人が多いです。そのため「人見知りとは無縁なんだろうな?」と思う人の方が多いはずです。でもそれも大きな勘違いです。

沖縄の人は基本的に人見知りです。ただ沖縄の人のコミュニティーは非常に狭いため、道を歩いているだけで知り合いに会うこともよくあります。さらに引っ越しをするにしても同じ島内または同じエリア内で引っ越しをすることがほとんどなので、生まれたときから高校卒業までずっと同じ学校だったという友人もたくさんいます。

そんな特殊な事情があるため、傍から見ると「誰とでも仲良くすることが出来る=人見知りをしない」と思われます。でも実際にはとっても人見知りな性格の人が多いです。だから積極的にグイグイ押してくるタイプの人はちょっと苦手です。

沖縄の人は住んでいる島を離れることを「旅行」という

沖縄県にはたくさんの島があります。島と島の距離が離れている場合は、船または飛行機を使わなければ移動できません。そのため住んでいる島から出ることを「旅行」といいます。

もちろん離島にもいろいろなタイプがあります。瀬底島や伊計島なども離島の分類に入るのですが、今では島に渡る橋が建設されているためイメージ通りの「離島」ではなくなっています。ただ島と島を結ぶ橋が建設される以前は船でしか渡ることが出来なかったため、かつては紛れもなく離島という扱いでした。

最近で言えば宮古島にある伊良部大橋がこれにあたります。宮古本島と伊良部島を結ぶ巨大な橋なのですが、この橋が開通する2017年以前の伊良部島は船でしかわたることが出来ませんでした。つまり「伊良部島=離島」でした。

伊良部大橋が開通したことによって大きな意味での離島の枠から一歩抜け出した伊良部島ですが、このような島は沖縄県内に他にもたくさんあります。

とはいえほとんどの島が船または飛行機での移動となるため、沖縄県民にとって住んでいる島を離れることは全て「旅行」と表現します。

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