沖縄近海では数年に1度の頻度でサメの被害が報告されています。中には海水浴を楽しんでいた観光客が被害に遭ってしまったケースも…。そこで今回は沖縄の海で見られるサメの種類と対策法をまとめました。

沖縄近海で遭遇する危険なサメその①オオメジロザメ

浅瀬の海でも平気でやってくる危険なサメです。淡水にも適応できるため、エサを求めて川に逆上してくることもあります。気性が荒く何でも食べてしまう雑食性のサメなので、十分に注意する必要があります。

オオメジロザメによる事故は多く、1996年、1997年には宮古島でオオメジロザメに遭遇した男性がサメに襲われて死亡する事故も起きています。

沖縄近海で遭遇する危険なサメその②イタチザメ

高級食材であるフカヒレのもとになるサメです。4メートルほどまで成長する大型種のイタチザメは、気性が激しく非常に危険なサメです。目の前にあれば躊躇なく口の中に入れてしまうので、胃の中からは海に漂流するビニール袋や空き缶などが発見されることもあります。

そんなイタチザメによる事故もあります。2000年の宮古島の砂山ビーチでの事故で、サーフィン中の男性が襲われ死亡しています。

沖縄近海で遭遇する危険なサメその③ホオジロザメ

映画『ジョーズ』のモデルとなったホオジロザメは、体長が6メートルに達する大型のサメです。普段はアシカやアザラシ、オットセイなどをエサにしているので、人間が噛みつかれれば間違いなく致命傷になります。

ホオジロザメによる事故は報告されていませんが、目撃情報はあります。しかも2016年には、沖縄本島の人気観光地である北谷町のビーチで目撃情報があります。

那覇市内の川でサメが目撃された?!

2019年夏に地元新聞社の電子版に、那覇市内の国場川でオオメジロザメが目撃されたという記事が掲載されました。オオメジロザメは、過去に沖縄近海で人を襲ったこともある危険なサメ。しかもオオメジロザメは、サメの中でも淡水でも長時間適応することができる珍しい特性があります。

気性が激しく「世界三大人食いサメ」と呼ばれるほど危険なオオメジロザメは雑食でなんでも食べてしまうため、エサとなる小魚が生息し他のサメに襲われる危険もない市内の川に迷い込んできたのではないか、とも…。

幸い2019年に国場川で発見されたオオメジロザメは幼魚だったのですが、那覇市内の川では以前にも目撃例があるとのこと。危険な海のギャングと思われていたサメですが、思っている以上に身近なところまで近づいているのです。

サメ対策として知っておきたい5つのこと

まず知っておきたいことは「過去にサメの目撃情報や事故があった海には近づかないこと」という大原則です。過去にサメの目撃情報があった場所は現在でもサメが生息している可能性があるということです。まして過去に事故があった場所であれば、その確率も高くなります。ですからサメに襲われないためにも極力近づかないことが重要です。

次にサメがお腹を空かせる時間には海に入らないことです。サメは夜間、早朝、夕暮れなど暗い海の中で食事をします。ということは「この時間が最もお腹を空かせている」ともいえます。お腹を空かせているサメは狂暴になりますから、遭遇すれば人を襲ってくる危険があります。

またサメは血液に敏感に反応します。しかも嗅覚が非常に発達しているので、少量の血でも嗅ぎつけて近づいてきます。ですからほんの小さな怪我でも出血がみられる場合はすぐに海から出てください。また生理中の女性も海に入らないようにしましょう。

身に着ける物にも注意が必要です。サメは光る物体に刺激を受け近づいてきます。ですから貴金属や光るウェアを着ることは絶対にやめましょう。

最後に水深が急に深くなっている場所も避けるようにしてください。このような海には大型の危険なサメが潜んでいる可能性があります。

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