沖縄には思わず引き込まれてしまうようなカオスな雰囲気が漂う街があります。初めて見る街並みなのになぜか心が引かれてしまう街。今回はそんな街を3か所紹介してみます。

独特なカオス感が漂う街【コザエリア】

コザ

沖縄に長く住んでいても「ここだけは独特の雰囲気が漂う」と感じるのが、沖縄本島中部にあるコザエリアです。

もともとアメリカ軍のキャンプ前に作られた繁華街で、地元では昔から「眠らない街」と呼んでいます。アメリカ軍基地関係者の姿も多く、週末になると「どこからこんなに人が集まっているんだ?」と思わずつぶやいてしまうほど。

ワイルドな料理とビール、そしてカオスな音楽が似合う街

コザエリアでは、昔から基地関係者を相手にした飲食店が多いです。「ワイルドな料理にはビールが似合う!」ということで、ほとんどのお店では豪快に料理をほおばりながら片手にはビールを抱える客の姿が目立ちます。

そしてコザといえば「カオスな音楽が似合う街」。店にライブステージがあるという店も多く、しかもその音楽のジャンルが幅広い!もちろん本格的なライブを楽しみながらお酒を飲むことができる店もあります。ド派手なネオンサインがギラギラしているライブハウスもまだまだ健在で、こうしたお店ほどカオスな雰囲気が…。

飛び込むまでには勇気が必要ですが、一度飛び込んでしまえばあとは勢い!思いっきりカオスな雰囲気を堪能できます。

那覇で味わうカオスな街【栄町】

栄町

「那覇のディープワールド」といえば必ず名前が挙がるのが栄町です。古いアーケード街にずらりと並ぶ個性派ぞろいの飲み屋たち。どの店も店主がメインの小さな飲み屋なのですが、客層は若者からご年配の皆様まで…ととにかく幅広い!

しかもそんな通りの奥では、薄明かりの中なぜか子供が遊んでいる…。昭和の香りがプンプンするそんな街が栄町なのです。

自由すぎる客があふれる!栄町のカオスな夜

栄町の独特な雰囲気に引き寄せられてくる客はみな一様に個性的。そんな客と店主の距離感もまた独特です。積極的に接客をする店というのはほとんどなく、客も自由気ままなら店主も自由。

しかも実質的な距離は超近いのに、客と店主の距離感はとても絶妙です。「お互いに干渉せず、そしてお互いに迷惑をかけない」。唯一この街で客と店主の間にある暗黙のルールがそれに尽きます。

時折酔っ払った客の奇声がアーケードの中に響きますが、そんなことに対しても「店の外で奇声を発するのはやめましょう」というちょっと距離感のある張り紙でぴしゃり。自由で開放的な栄町のカオスな夜は今日も健在です。

国際通りの裏にあるカオスな街【桜坂エリア】

那覇市のメインストリートである国際通りから裏手側に入ると、そこにあるのが「那覇の魔境」と呼ばれる桜坂エリア。昼間通ってもそれほど怪しさを感じないのに、陽が落ちて店に明かりがともり始めると異様なカオス臭を放ち始めます。

もともとは那覇の歓楽街だった桜坂。今では沖縄一の歓楽街といえば「松山エリア」を意味しますが、その昔は桜坂がその地位に君臨していました。当時の面影を残す店はすっかり少なくなってしまいましたが、いまだにこの地域には独特の雰囲気が残っています。

オーナーの個性が強すぎる店が多い桜坂

「ディープな店」というのにふさわしいお店がそこら中に点在しているのが桜坂。営業しているのに内側から鍵を閉めているおでん屋や、入ることすら拒んでいるかのように狭い入り口のドアがあるバー、味はうまいのにとにかく店が汚い台湾料理の店などどれをとっても超個性的。

こんな個性派ぞろいの店が集まる桜坂を照らすネオンは、ここが那覇市のど真ん中にあることを真っ向から否定するような怪しさがあります。歩いているだけでほろ酔い気分になれる場所。それが那覇の魔境と呼ばれる桜坂の魅力なのです。

カオスな沖縄の夜は今日も続く!

沖縄の表舞台に堂々と出てくることはないものの、いまだに強烈な個性を放ち続けているカオスな街たち。そんな知られざるカオスな沖縄に引き寄せられるように、今日もまた多くの人が足を運びます。

沖縄には青い海と青い空しかないと思っているあなた。ぜひ一度怪しいネオンに照らされたカオスな沖縄の夜に足を運んでみて!決して主役ではないものの、超個性的な沖縄の姿がそこにはありますよ。

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