沖縄の移住生活を充実させるためには車が必要ですが、車を持つとなれば維持費も必要です。もちろん購入の前には維持費を計算するはずですが、そこで「沖縄だから」と思っていると大きな落とし穴にはまります。

車社会でも駐車場ナシの賃貸住宅は多い

那覇市

沖縄は車社会ですが、だからといって賃貸住宅には必ず駐車場がついているということではありません。

特に那覇市のような都心エリアでは駐車場がない賃貸物件の方が多いと思ってください。

例えばDFSギャラリアや大型商業施設がひしめく那覇市の新都心エリアの場合、ワンルームの平均家賃は4.2万円ですがほとんどの物件に駐車場料金が含まれていません。

このエリアでの月極駐車場の相場は1~1.5万円ですので、駐車場を利用するとなれば家賃相場に駐車場料金を加えなければいけません。

もちろん那覇市内でも閑静な住宅街のファミリータイプ物件はあります。車社会の沖縄では車は必需品ですのでファミリータイプの場合は駐車場付きの物件が多いですが、無料で利用が出来るのは1台のみというケースが多く、2台目以降の利用を希望する場合は追加料金がかかります。

このようなシステムは那覇市内に限ったことではありません。

那覇市のベッドタウンとして地元でも人気の浦添市や宜野湾市、豊見城市などでもこのような物件は多いです。ですから「車社会の沖縄だから駐車場付きの賃貸物件のはずだ」という思い込みはとても危険です。

都心に近いほど駐車場の月額料金が高い

駐車場がない賃貸住宅であっても、近くに月極駐車場があればまだよいです。

場合によっては住宅の徒歩5分圏内に月極駐車場がないこともあります。しかも都心の中心に近くなるほどその傾向は高いです。

そうはいっても車を持たずに生活をすることが難しい沖縄ですから、探さないわけにはいきません。

ところが駐車場の絶対数が少ないので、探すにしてもそう簡単に見つかりません。

需要が高いのに供給数が少ないのですから、当然駐車場の月額料金は高くなります。

ちなみに参考程度に紹介しますが、那覇市内でも国際通りや県庁などに近いエリアでは軽自動車限定の駐車場で月額平均1万5,000円です。

さらに公設市場周辺になると軽自動車でも月額2万円以上というケースもあります。

当然のことですが広い駐車スペースを必要とする普通車や大型車の場合は、軽自動車の月額料金よりも5千~1万円高いです。

車社会だからといってガソリン代が安いわけじゃない

本土では「車社会の沖縄はガソリンが安い」とイメージされがちですが、実際にはそんなことはありません。

本土と比べてみると若干(といっても数円ですが…)安いですが、ガソリンの値段が全国的に高い時には沖縄でもレギュラーガソリンが1ℓ150円台後半になりました。

しかも沖縄には全島全域を網羅する鉄道路線がありませんので、通勤・通学はもちろんですが買い物や病院への通院などにも車が欠かせません。

つまり「ガソリンが高いから車に乗るのを控える」ということは現実的に無理なのです。

ですからどんなに節約をするにしても1か月あたりに使うガソリンの量を大幅に減らすことはできません。ですから沖縄では「ガソリン代は減らすことができない生活費」として考えておく必要があります。

想像以上に洗車代が負担になる

洗車

周りを海で囲まれている沖縄は塩害による車の被害も深刻です。

少しでも車を長持ちさせるために必要になるのが洗車なのですが、洗車の回数を減らすことができない大きな問題もあります。それが台風です。

強い風を伴う台風には、海上から吹き付ける潮風が含まれます。

普段は海から相当離れた場所であれば汚れた時に洗車をするだけでも塩害対策になるのですが、台風になると話は別です。

なにしろ島全体を潮風が吹き抜けるので、すぐに洗車をしなければ瞬く間に塩害で腐食が始まります。

そのため沖縄では台風が接近する度に洗車をしなければならず、洗車にかかる費用もばかにならないのです。

シビアに車の維持費を計算しないと大変なことになる

車社会の沖縄ですが、車を維持するには思っている以上に費用がかかります。

そうはいっても快適な沖縄移住生活を目指すのであれば車は欠かせません。ただし車を持てば毎月の維持費は必ずかかりますし、これらを含めて生活費を考えなければすぐに移住生活は破綻してしまいます。

ですから沖縄移住生活に失敗しないためには、車の維持費についてもシビアに計算したうえで1か月の生活プランを考えることが重要です。

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