
「給料が安い」と言われる沖縄。確かにアルバイトの時給を見ても本州よりもかなり安いのが沖縄の実情です。でもだからというだけの理由で移住をあきらめるのは早い!お金がなくても何とかなるのが沖縄移住なのです!
目次
休日にお金をかける必要がない!
沖縄は「観光施設」に行けばお金はかかります。でもせっかく沖縄に移住するのならわざわざ高いお金を出して観光施設に行かなくても、十分に週末を楽しむことができます。
日中の暑い時間を避ければ日焼けを気にせず海で楽しめる!
「沖縄といえば海!」ですよね?でも実際に地元の人は昼間に海で遊ぶことはほとんどありません。なぜなら「とにかく暑いから」です。
暑さを我慢して遊ぶという方法もありますが、さすがにビーチパラソルとかベンチがないと夏の沖縄の日差しの下ではバテてしまいます。でもこうした備品を借りると、やはり無駄なお金がかかります。
もちろん自腹で購入して持ち込むという方法もありますが、1日遊ぶ予定がなければ荷物になるだけです。さらにシャワー代もロッカー代もかかりますから、家族で遊びに行くとなれば意外とお金がかかります。その点観光客がいない朝や夕方なら、お金をかけずに涼しく過ごせます。
沖縄の海遊びで最もおすすめな時間は、日差しが強くなる前の午前7~8時頃です。この時間はさすがに観光客もいませんのでビーチはとても静かです。しかも日差しが気にならない時間なので、砂浜に荷物を置いておいても問題ありません。
夕方は地元客がバーベキュー目的でビーチに集まってくるのですが、海に入って遊ぶことはありませんのでかなりゆっくりと遊べます。ちなみに観光客はすでに日中いっぱい遊んでいるので、夕方にはさすがにビーチから撤収しています。暑さは気になる時間ですが夏は午後7時を過ぎてもまだ明るいので、小さい子供でも安全に遊ばせられます。
遊ばせた後はそのまま自宅のお風呂へ直行!これでシャワー代も節約できます。
気温が高くなる時間は大型ショッピングモールでクーラー代を節約
沖縄で一番気になるのが、夏の日中の過ごし方です。1日家の中にいるのならやはりどうしてもクーラー代が気になります。かといってクーラー代を節約すると、あまりの暑さで熱中症になってしまうこともあります。
そんな時地元の人は大型ショッピングモールで過ごします。地元では日中は屋内の涼しい場所で過ごし、過ごしやすくなる夕方から夜にかけて外で遊びます。これが「夜型社会」と勘違いされる一つの理由ではあるのですが、日中の厳しい暑さをしのぐための苦肉の策でもあるのです。
もちろんショッピングモール側だってそのことがわかっていますから、週末になるとバーゲンやらイベントなどで集客に必死です。ただ集客目的のイベントの多くは無料で参加できるので、子育て世代にとってはかなりうれしいイベントばかりです。
特にヒーローショーやキャラクターショーは毎週どこかのショッピングモールで行われているので、イベント情報をこまめにチェックしておくと1日タダで遊ばせることができます。
島野菜を上手に使いこなせれば食費はかなり浮く!
家計を節約しようとすれば、どうしても避けて通れないのが食費です。でもこれも沖縄の島野菜を上手に使いこなせるようになれば、かなり食費を浮かせることができます。
ただし問題なのが、「島野菜がよくわからない」ということ!これは実際に移住した私も経験してきたことなので、よくわかります。さらに野菜を方言名で表示されてしまうと、いったいどんな野菜なのかすらわからなくなります。
そんな時におすすめなのが、JAファーマーズです。県内には数か所設置されている大型生鮮食品店のようなもので、農家から直接持ち込まれた島野菜がかなり安い値段で販売されています。そのうえ最近ではこうした店舗にも観光客が足を運ぶようになったために、島野菜を使ったおすすめレシピや食べ方・使い方などを紹介してくれたりします。
しかも旬の野菜ばかりがずらりと並んでいるので、新鮮かつ栄養価が高いのは間違いありません。最初はちょっと苦労するかもしれませんが、沖縄の島野菜を上手に使いこなせればレシピの幅も広がる上に食費も上手にカットできますよ。
地元の人と仲良くなればいろんなものがタダでもらえる!
沖縄の人は昔からいろいろなものを譲り合って暮らしてきました。特に困った時こそお互いに手助けする「ゆいまーる精神」が根付いている沖縄では、不要になったものを必要としている人にタダであげることもよくあります。
私もこれまでいろんなものをもらってきました。初めて一人暮らしをしたときには本当に何も家財道具がなかったので、それを知った周りの友人たちが冷蔵庫や洗濯機、テーブル、カーテンなどをタダで譲ってくれました。おかげで一番出費がきつかった時期を何とか乗り切れました。
ほかにも子供が生まれてからはおさがりの服やベビーカーなどももらいましたし、友人の中には車をタダでもらった人もいます。
とにかく沖縄で暮らし続けるのなら、地元の人と仲良くなるのが一番の節約になります。大事に使えば古くてもいろいろなものが使えます。また子供用品などすぐに買い替えが必要になったり時期が来たら不要になるものなどは、できるだけ周りの友達に声をかけていけば引き取りたいと思う人が必ず出てきます。
このように地元の人と普段からうまくやり取りしていけば、家計も余計な出費も最小限に抑えられます。しかも地元の人とのコミュニケーションもアップ!いいこと尽くしですよ!